ペット業界で活躍するスペシャリストに動物系学校のインターン生達がインタビュー!シリーズ 第2弾
"ABOUT DOGS"を運営するドッグトレーナー佐々木さんへ、ヤマザキ動物看護大学インターン生の桑原さんにインタビューしていただきました。
Q1 自分自身を犬で例えるとなんの犬種でどんな性格だと思いますか?
えー、そうですね。まぁ唐突にそういう質問をされることがなかなか無いので、慣れてないのと、今実は朝一なので、頭が回ってないんですけど、まぁあの~そんな犬種に例えるかというよりは、少し質問の意味は変わってしまうかもしれないんですけど、どんな犬種に似ていて嬉しかったかというお話を出来たらいいかなと思います。で、えっと今うちにはゴールデンレトリーバーとトイプードルが二頭いるんですが、その今のゴールデンレトリーバーの前には、もう一頭「ゆい」っていう名前のゴールデンレトリーバーが居たんですけども、その子が最初に生まれたときは、僕も10年くらい前になります。もっと前かもしれないですけど、割とトレーナーとしてなんかきびきびやっていくぞと思っていた時期だったので、ちょっと元気な子をやりたいなと思っていた時期に来た、すごく落ち着いた子だったんですよね。もうなんかみんなが飛び跳ねている中、なんか一人でした見てるとか、そういう子だったんですけれども、まぁその子を一生懸命、トレーニングするというよりは一緒に接してきていて、基本的には盛り上げるとか、楽しませてあげるとかそういうことをたくさんやりながら一緒に生活をしていくと、だんだんなんか世の中楽しそうになってきて、まぁ最終的には僕と一緒にこういうイベントも昔は一緒に来てたりしましたし、あの~まぁパートナーとしてもうまく一緒にやってくれる子になったんですけれども、いつの頃からか、途中からよく僕とゆいが似ていると言われるようになったんですよね。僕はその時ゆいのことを家の家族としても、パートナーとしてもとても、なんかちょっと恥ずかしいですけど、信頼してましたし、なのでそうなった時になんかそれに似ているって言われたのがとても嬉しかったんですよね。で、まぁ色々な所でそういう風に、まぁ普段はのんびりしてるんだけど、やるときにはちょっと決めてくれるっていうようなゆいに似てるって言われたのが逆に嬉しくて、今はもういなくなってしまったんですが、基本的にはそんなイメージをずっと引き継ぎながら自分も生活できたらいいかなと思っています。なのでまぁ似ている犬種は、、「ゆいになりたい」っていうかたちでやっていきたいと思います。すみません。なんかちょっと違うかもしれないですけど。
Q2 「犬だけではなく人も幸せになれるトレーニング」この素敵な考えを広めていこうという考えに至られたきっかけを教えてください。
はい。えっとまぁ犬のトレーニングって、色々な方向性があると思うんですよね。なのでどれが正解っていうことはないと思いますし、例えば一部分だけ切り出して色々な犬のトレーニング、訓練とかそういうのを見てしまいますと、本当は自分の思っている方向性と違うはずなのに、なんとなく今困っていることを直さなくちゃいけないから、もしくは犬ってこうやって育てなくてはいけないからっていうかたちで、間違ったというよりは、自分の意志と違う方向性のトレーニングをしている。まぁ接し方をしている。生活をしているっていうかたちになっていることってとても多いんじゃないかなと思うんですよね。これは僕も普段は出張トレーニングをやっているので、いろんなおうちを回っていて感じる事なんですけれども。まぁなので、それは僕が良く思うのは、犬と生活して幸せになる方法なのか、もしくは活かす方法、飼い方ぐらいで終わってしまっていることなのか。そのあたりも含めて、まぁ人間の生活と犬の生活が、うまくバランスよく、それは人間の生活っていうと大きすぎるかもしれないんですけど、そこの家族の生活と犬の生活がうまくマッチしていくようなかたちっていうのをおうちごとに考えて、提案できるようにしていくっていうのが結果として「その家の幸せ」っていうのに結びついていくんじゃないかなぁと思ってますので、そのあたりが【犬と人を両方とも幸せになれるような生活の提案をしていく】っていうような方向性につながっているのかなと思います。
Q3 人と犬が一緒に幸せになれるように行っていくトレーニングの中で、佐々木さんが最も大切にしていることや、気を付けていることとは何ですか?
たぶん、まぁ僕の場合は一個前の質問と重複してしまうようなところもあるのかなとは思うんですけれども、えっとなので、おうちによってやっていきたい方向性は違うはずなので、なのでそのあたりが僕の方から「これは絶対こうした方が良いですよ」というような押し付けにならないように、えーなのでおうちによって言っている事も微妙に変えているつもりなんです。なのでそのあたりが、一番僕の方の気を付けるポイントになっているのかなと思います。
Q4 佐々木さんはドッグトレーナとしてたくさんの犬と触れ合ってきたと思いますが、今までトレーニングしてきて大変だったことや嬉しかったことの中でも特に強く覚えている経験を教えてください。
えーそうですね。あの、割とまぁ「犬のトレーニングなんて」って思うんですけど、ただこの動画を見ていただいている方は割とワンちゃんの事を大好きっていう方が多いと思うので、まぁそういう経験って、そういう経験というか、そういうことは無いかもしれないんですが。まぁ当然色々なおうちに行く中でまぁ犬の事を相談されていくと、割とそのそこにいる家族の人の心理的なものは結構複雑で、もうなんか自分の犬って確かに見た目は可愛いんだけど、うちの子として愛せるかどうかわからないとか。場合によってはトレーニング方針によって、パパさんとママさんが喧嘩していて、もうなんか離婚しそうなんですっていう電話がかかってきたりだとか。あのちょっとした犬の動作って割と家族に大きな影響をもたらしている事もたくさんあると思うんですよね。なので、うーんと、そのあたりをカウンセリングとして伺っていきながら解決していくっていうのが、まぁ最終的にはそれを解きほぐしていくうちに、なんかだんだん本当の意味で犬が可愛くなってきましたとか、そういう事を聞ける事っていうのが良くあるんですけど。具体的に言うっていうのが中々、難しいというよりは、まぁかなりその個別に言うと「あ。誰だな」というのもわかってしまうっていうこともあると思いますし。なのでまぁ状況次第で細かいと思うんですけど
そのあたりが毎回毎回難しさにつながっていくのかなと思います。ちょっと今回これうまくまとめられなかったかなと思うんですけど。まぁそんなイメージで良いのかなと思います。
Q5 しつけやトレーニングを行っていく中で、思ったように成長がでず悩んでいる方もいらっしゃると思います。このような場合、どのように解決策を見出してゆけば良いのかアドバイスをいただけますでしょうか?
はい。えっとたぶん今回のお話させていただいたことのまとめのようなイメージにはなると思うんですけど、たぶん今うまくいかないなと思っている事っていうのは、まぁ犬のトレーニングって僕はよく環境で考えていくものと、トレーニングで考えていくものっていうのの、二つの視点からとりあえずは考えていくと良いと思っていて、大体そのうまくいかない、「うちの子は他の子と比べてできない」って思っている時って、トレーニングの期待がすごく高くなっている時なんですよね。でもそれってイメージとしては、小学校1年生の状態の子に、小学校6年生の期待をして、なんでできないんだって思っているようなケースっていうのがとてもとても多いと思います。今のイメージであれば小学校1年生であればもうちょっと補助してあげて、補助してあげて、補助してあげて、うまくできるようにしてあげて、トレーニングはもうちょっと経ってから追いついてくれば、ひっくり返していけるよみたいなことっていうのがたくさんあるはずなので、いきなり直そうとしたら難しい場合もたくさんあると思うんですが、そのあたりの視点で考えてってあげられると、ひとまずまず自分の心が落ち着く、あのもうどうにもならないんじゃないかって思っていること多いと思うんですよね。なので宣伝でもなんでもないんですけど、一回相談して頂いてそのあたりをほぐしてみるだけでも人間の気持ち自体はかなり楽になるんじゃないかなと思いますので、その上で「トレーニングしよう」とか「でも環境まとめてあげられればこのまま楽しく一緒に生活できるな」という様であればそれでも良いと思いますし、なので是非ご相談下さい!