ペット業界で活躍するスペシャリストに動物系学校のインターン生達がインタビュー!シリーズ 第4弾
"Dog Port 清水"を運営するドッグトレーナー杉山さんへ、ヤマザキ動物看護大学インターン生の片岡さんにインタビューしていただきました。
Q1 自分自身を犬で例えるとなんの犬種でどんな性格だと思いますか?
まぁ犬種でいったら僕自身一番最初に飼ったのがゴールデンレトリーバーなんで、まぁ自分の犬にもよく似てるって言われるし、まぁ犬種で強いて言うならゴールデンレトリーバーかなと思うんですけど、特に深いこだわりはないです。性格はまぁ基本は穏やかだと思います。そんなにイライラ・カリカリしないけど、たぶんちょっと本気で怒ると怖いみたいなところはあるのかな。まぁ自分の犬も似た感じですけど。
Q2 現在、ドッグポート清水さんでドッグトレーニングのトレーナーとして活躍されている杉山さんですが、ドッグトレーニングを行っていこうと決められたきっかけや、出来事はあるのでしょうか?
はい。先ほどね、ご紹介頂いた中にセラピー犬育成のまぁ勉強の為に渡米してって紹介してくださったんですけど、まぁ僕がお世話になったセラピー犬を育てている施設が普通のまぁトレーニング、犬のトレーニング、いわゆる困る犬とか大変な犬を直しましょうとか、そういうのをやっていたんですけど、まぁそこに行ったときに色々な犬たちを見て、それでちょっと知識を得て、日本に帰ってきたときに、その能力が人のためになるならなと思って今ドッグトレーナーとして活動させてもらっています。
Q3 杉山さんはハワイでセラピー犬の存在を知り、その後NPO法人立ち上げの為、渡米されたと拝見したのですが、そこまで行動に影響を与えたセラピー犬の魅力とはどのようなところですか?
はい。セラピー犬って欧米では普通に医療にとか、治療に使ったりとか、結構社会的に認知されていて、まぁその効果っていうのもまぁ日本よりは知られているんですけど。我々も実際に介護施設に行ったりとかはよくしていたんですけど、コロナの前はね。やっぱ行くとわかるんですけど、いつも笑わない人が、ワンちゃん来るときは笑うんですよとか。いつも部屋に引きこもっている方が、僕らが行くと出てくるんですよとか。そういう言葉も頂くし、例えば手が動きずらい人が居たとして、その人が頑張って触ろうと痺れる手を動かして、リハビリになったりとか。長年行っているとやっぱり「誰々ちゃん大きくなったね」とか「最近可愛くなったね」とか、成長過程を一緒に見てくれたりっていうそういう存在にもなるし、まだまだこう人の役に立てる力を持っている、魅力を持っているし、やっぱ人を変える、人の心を動かす力っていうのが魅力なんじゃないかなと思います。
Q4 セラピー犬の与える影響というのは科学的にも注目されるような効果を持っていると拝見したのですが、杉山さんが体験した、セラピー犬のすごさを感じるようなエピソードはありますか?
まぁさっきの質問でちょっとね、被っちゃって申し上げたんですけど、あの医療的にとか理論上は説明できないことが起こるっていうのが、まぁすごいところで。しゃべらない人がしゃべろうとするとか実際もうちょっと長くなさそうだなっていう方のところに行くと、ふっと元気になって意識戻ったりとか。やっぱ一緒に活動しているとそういった光景は本当にいっぱい目の当たりにします。まぁセラピー犬だけに限らないとは思いますけどね。家庭のワンちゃんもね。
Q5 杉山さんはどのような方にセラピー犬の存在を知ってほしいですか?また、セラピー犬に興味を持った人はどのようにセラピー犬に出会えばいいでしょうか?
セラピー犬について知ってほしい人っていうのは、セラピー犬についてあまり知らない人ですね。知れば悪いところはあんまりないっていうのはわかってもらえると思うし、動物興味ないとか、どうせ犬でしょみたいな人にこそやっぱり知ってもらいたいし、そういう現場のこと、見てもらいたいとか知ってもらいたいとは思います。まぁ一方でセラピー犬って日本は少ないんですよ。だからじゃぁ実際知りたいとか見たいとか言われても、なかなかやっぱ会う機会が少なかったりするんですよね。あの、でも実は病院に定期的に訪問しているセラピー犬が居たりとかもするし、まぁあのネットで調べればそれなりに出てくる時代でもあるので、まぁ近くの病院や介護施設に聞いてみてもいいかもしれないし、ネットで調べてみても良いかもしれないし。色々な活動がありますのでね。