ペット業界で活躍するスペシャリストにインターン生達がインタビュー!シリーズ 第11弾
"ぱれっと"を運営するテリントンTタッチプラクティショナーなかしまなおみさんへ、ヤマザキ動物看護大学インターン生の今村さんにインタビューしていただきました。
Q1 自分自身を犬で例えるとなんの犬種でどんな性格だと思いますか?
A1 考えて見たことがあまりないんですけど、今チワワと暮らしているんですね。見てると似てるねと言われるのでやっぱりチワワかなと思います。というのもその時その時で気分が違ったりとか好きな人は好き、苦手な人は苦手という感じが似ているのかなと思います。それもアクティブ系のチワワで。
Q2 テリトンTタッチを知り、プラクティショナーを目指そうと思ったきっかけを教えて下さい
A2 一番最初に迎えた子がすごく大変な子だったんですね。なんで犬を飼っちゃったんだろうってことにすごく悩んで、ふとした時に、この子って生命をもった生き物なんだっていうことに気づいて、私はこの命を大切に共に暮らしていかなければいけないことに気づいてから大変なんて言ってられないって思って。じゃあ今まで大変だ。って思ってきてしまったことに対して、なにを、この子に返していけるんだろう?と気持ちが変わってその時に出会ったのがテリントンTタッチでした。
Q3 飼い主様のお宅に訪問してカウンセリングやケア、トレーニングを行う際にどのようなところを大切にしてケアの内容を決めているのでしょうか
A3 例えばポメラニアンちゃんだったらポメラニアンちゃん、チワワちゃんだったらチワワちゃんと知らない方はひとまとめにしてしまうことがあるかもしれないんですけど、人間も全く同じ人がいないように、犬もチワワちゃんでもAちゃん、Bちゃん、Cちゃんと全部違うので、その子その子に対して今一番ベストな方法は何かということをいつも考えているのと、飼い主さんが「あーそれ私はできない」と思ってしまうともう続けられないので、飼い主さんがいかに楽しくその子に対してできるかということを考えながら、その子と飼い主さんのベストな方法をいつも見つけられるように。そして飼い主さんがワンちゃんに寄り添えるってことを第一に、ワンちゃんが笑顔でいられるようにってことを大切に心がけています。
Q4 グリーフケアやメンタルケアを行われているとホームページにて拝見したのですが、主にどのようなことを行われているのでしょうか
A4 一番私が目指すところとして、ワンちゃんと暮らすことにおいて、ひと自分自身の生活が豊かになったり、この子のおかげでいろんなことが分かったなと思ってくださるといいなと思っているんですね。ですので、犬に対して何かするだけではなくて、飼い主さんにいろんな自分自身のことを振り返っていただけたらいいなと思って、
例えば、ワンちゃんのグリーフケアや、ワンちゃんはどうしても私たちより先にお空にいってしまいますよね。その時にどういう風に向き合えばお互い安心かなってことを、犬を通して自分自信に向き合って。あと、【ひと対ひと】でもそういう考えがもてるようになっていっていただけると良いなと思って向き合わせていただいてます。
Q5 今行われている活動を通して今後どのような目標や、想いを伝えていきたいと考えていますか?
A5 私がこの活動を始めた時に愛犬ともっと笑顔になる暮らしというのを一つのテーマとして掲げていたんですね。というのは犬と暮らすっていうのはそれだけで楽しいじゃないですか。でも、もっともっと楽しい時間を過ごしていただけるように何かお手伝いしたいなと思って始めたんですけど、一番最初の子を見送った時にすごく辛かったんだけど、『私やりきった』っていうところがあったんですね。でもなかなかそう思えることって少ないと思うんですよ。なのでできるだけ大切なものをなくすから悲しいのは当たり前なんですけど、でもこの子と暮らせてよかった、ありがとうっていう風に思っていただけるように、今ではもう一つのテーマを掲げていて。愛犬に『笑顔でありがとうと言える暮らし』っていうのをもう一つのテーマに掲げているのでそれを飼い主さんに伝えていきたいなと考えています。