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自宅で出来るパピーのお手入れ

パピーを迎えた際に躾けや日々のお手入れがちゃんと出来るかどうか、不安に思う方がほとんどかと思います。今回はパピーのうちから続けておくべき「お手入れ習慣」に着目してお話しさせて頂きます。

毎日のお手入れが必要なのは定期的なカットが必要な長毛種のみだと思いがちですが、短毛種も同様に必要です。お手入れの目的は、皮膚・被毛を綺麗に保つだけではなくオーナー様とワンちゃんのコミュニケーションを取る重要な目的もあります。

被毛のカットや爪切りなど難しい作業ではなく、自宅で出来るパピーのお手入れポイントをいくつかご紹介致します。

[ポイント1:適当にブラッシング]

ブラッシングというと毛玉が無いよう隅から隅までブラシをしなければと張り切ってしまいますが、それは間違いです。

パピーのうちは集中力が無く長時間じっとしていることが出来ません。我慢をさせてブラッシングをすると苦手意識が付いてしまい大人になった時に自宅でのお手入れが難しくなってしまいます。

集中力が身につくまでは、1週間かけて全身をブラッシングするイメージですばやく終わらせ良い子に出来たら沢山誉めてあげましょう。習慣化せず気が向いた時や、時間が空いた時に軽くブラシする位の軽い気持ちでやるとオーナー様の負担にもならず良いかと思います。

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[ポイント2:ボディタッチ]

ワンちゃんは、元々野生の動物なので急所となる部分を触られるのが苦手です。万が一愛犬ちゃんが病気やケガをしてしまった時、苦手な部分があると動物病院での診察がスムーズに出来ずワンちゃんにとって負担になってしいます。

いざという時、愛犬ちゃんを守ってあげられる様に日頃から触られる事に慣らしてあげることはとても重要です。パピーのうちから沢山ボディータッチをしてあげましょう。

[ポイント3:爪切りはしない]

爪切はプロに任せて、お散歩に行きましょう。パピーの爪は薄く細く、更に鋭く尖っています。
遊んでいてオーナー様の腕を引っ掻いてしまう事があるので思わず切りたくなってしまうかもしれませんが初めのうちはプロに任せて切ってもらいましょう。

人と違いワンちゃんの爪の中には血管が通っています。これを知らずに根元から切ってしまうと大量に出血し激痛を伴います。一度嫌な思いをしてしまうと爪切どころか手足を触られることも苦手になってしまいます。

オーナー様が自宅で出来る爪のお手入れは、愛犬と楽しく色々なところにお出かけする事です。ワンちゃんは沢山歩くことにより地面で爪が削られ常に短い状態を保つ事が出来ます。

パピーを迎えた時毎日しっかりブラッシングしないとと、張り切って疲れてしまったり、上手く出来ずに落ち込んでしまう事もあるかとおもいますが、ワンちゃんもオーナー様も初めから上手に出来る事はまずありません。

お手入れの方法は様々ございますが、一番良いのは周りのワンちゃんと比較せずそれぞれのペースに合わせてステップ進んでいく事かと思います。日々のお手入れは、ワンちゃんとの関係を深めるとっても良い機会です。

難しい事には無理にチャレンジせず出来る事から始めてみましょう。